夏のボーナスの使い道|FP2級が教える「貯める・備える・楽しむ」3分け術

夏のボーナスを貯金・楽しみ・備えに振り分けるイメージ 家計管理・貯金

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「夏のボーナスが入ったぞ!」とウキウキしていたのに、気づけば財布も口座も元どおり……。ボーナスは、なぜか“あったはずなのに消える”お金No.1かもしれません。お寿司を「特上」にした記憶だけが残っていませんか?(筆者は残っています)

この記事では、FP2級の視点から夏のボーナスを「貯める・備える・楽しむ」の3つにやさしく振り分ける考え方を、初心者向けにまとめました。むずかしい投資の話は出てきません。読み終わるころには、「今年のボーナスはこう使おう」と決められるはずです。

結論:ボーナスは「先に分ける」だけで残る

先に答えです。ボーナスでお金を残すコツは、たった1つ。

使う前に「貯める分」「備える分」「楽しむ分」へ分けてしまうこと。

余ったら貯金、ではほぼ残りません。先に取り分けておけば、残りは安心して使えます。目安としては、貯める7:楽しむ2:備える1くらいから始めて、ご自身の家計に合わせて調整すればOKです(あくまで目安なので、無理のない範囲で)。

そもそも夏のボーナス、いつ・いくら?

まず時期から。一般的に公務員は6月30日、民間企業は6月下旬〜7月上旬に支給されることが多いです。

金額の目安として、2026年は公務員の夏の支給額が約74万円の見込み、大企業(上場企業など)の平均は約104万円と、調査によっては過去最高水準とも報じられています。ただしこれは大企業や公務員を中心とした数字。中小企業ではもっと幅があるので、平均額に振り回されず「我が家のボーナス」で考えるのが大切です。

使い道①:貯める(いちばん大事)

最優先は「貯める分」を確保すること。おすすめは、ボーナスが入ったその日のうちに別口座へ移してしまう方法です。目の前にあると、人は使ってしまう生き物なので……。

毎月コツコツが苦手な人ほど、ボーナスのまとまったお金は貯めどきです。普段の貯金の仕組みづくりは、こちらの記事も参考にしてください。

👉 関連記事:家計簿が続かない人へ|自動でお金が貯まる「先取り貯金」の仕組み

使い道②:備える(未来の出費に先回り)

「貯める」と似ていますが、こちらは使う予定が決まっているお金の準備です。たとえば──

  • 夏の帰省・旅行・レジャー費
  • 家電やスマホの買い替え
  • 年末や来年の税金・車検・保険の支払い

こうした「いつか必ず来る出費」をボーナスから先に分けておくと、あとで慌てて貯金を崩さずに済みます。“予定された出費”は貯金ではなく「備え」に分類するのがコツです。

ついでに、毎月出ていく固定費もこのタイミングで見直すと効果絶大。一度下げれば一年中効きます。

👉 関連記事:固定費の見直しはこの順番で|効果が大きい3つだけやればいい

使い道③:楽しむ(ここは堂々と使う)

節約の話ばかりだと疲れますよね。ボーナスの2割くらいは「自分へのご褒美」に堂々と使ってOKです。むしろ、ここをゼロにすると反動でドカンと散財しがち。罪悪感なく楽しむための「枠」を作っておきましょう。

ご褒美のお買い物なら、ポイントが貯まるネット通販を活用すると、同じ金額でもちょっとお得。普段から使っているサービスでまとめ買いすると、ポイント還元ぶんだけ実質割引になります。

タイプ別・ボーナスの使い道早見表

「自分はどれ優先?」がひと目で分かるように、タイプ別の配分例をまとめました。

タイプ おすすめ配分の目安 ひとことアドバイス
とにかく貯めたい人 貯める8/備える1/楽しむ1 入った日に別口座へ即移動
近く大きな出費がある人 貯める4/備える4/楽しむ2 出費の予定額を先に確保
毎日が頑張りどき の人 貯める6/備える1/楽しむ3 ご褒美枠で気持ちもチャージ

正解は人それぞれ。大事なのは「なんとなく使う」をやめて、先に枠を決めることです。

支払いは「キャッシュレス+年会費無料カード」で賢く

ボーナスでのお買い物は、現金よりもポイント還元のあるカード払いのほうがお得になりやすいです。とはいえ、年会費が高いカードだと還元ぶんが帳消しになることも。

はじめての1枚なら、年会費が永年無料で持ちやすいカードから始めるのが安心です。カード選びの基本は、こちらの記事も合わせてどうぞ。

👉 関連記事:クレジットカードの選び方|初心者は「3つだけ」見ればOK

まとめ:ボーナスは「分けてから使う」

最後に、今年の夏のボーナスでやることをおさらいします。

  • 入ったらすぐ「貯める・備える・楽しむ」の3つに分ける
  • 貯める分は別口座へ即移動(余ったら貯金、はNG)
  • 旅行・税金など予定された出費は「備え」に確保
  • ご褒美は罪悪感なく、でも枠の中で楽しむ
  • 支払いはポイント還元+年会費無料カードで賢く

難しいことは何もありません。「先に分ける」だけで、ボーナスはちゃんと手元に残ります。今年こそ、特上寿司の記憶以外もしっかり残しましょう。

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