窓の暑さ対策で夏の電気代は下がる?遮熱カーテン・すだれ・断熱シートの効果と選び方をFP2級がやさしく解説

節約術

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エアコンをつけているのに、なんだか部屋がジリジリ暑い……。設定温度を下げても電気代ばかりがどんどん上がっていく。そんな夏、ありますよね。実は原因は「エアコンの力不足」ではなく、窓からこっそり忍び込んでくる熱かもしれません。カーテンを閉め忘れた窓は、いわば“開けっぱなしの冷蔵庫のドア”のようなもの。冷やしても冷やしても、外の熱がスルスル入ってきてしまうのです。

この記事では、お金をかけずに、あるいは数百円〜数千円で夏の窓の暑さを抑えて電気代を下げる方法を、FP2級の視点でやさしくまとめました。

結論:夏の電気代は「窓」を制すると下がりやすい

先に結論です。夏に部屋が暑くなる大きな理由は窓からの熱で、ここを対策するとエアコンの効きがよくなり、結果として電気代の節約につながります。おすすめの優先順位はこの3つです。

  • ① まずは今あるカーテン・すだれで日ざしを遮る(費用ほぼゼロ)
  • ② 効果を底上げしたいなら遮熱カーテンや断熱シートを足す(数百円〜数千円)
  • ③ 室外機の日よけ・サーキュレーター併用で仕上げる

お金をかけるほど良い、というわけではありません。「今あるものでまず遮る」だけでも十分効果が期待できます。

なぜ夏の暑さ対策は「窓」が最優先なの?

政府広報オンライン(経済産業省・環境省の取材協力)によると、夏の冷房時に室内へ入ってくる熱のうち、約73%が窓などの開口部から入ってくるとされています。壁や屋根よりも、まず窓なのです。

つまり、いくらエアコンをがんばらせても、窓から熱がジャンジャン入ってくる状態では“焼け石に水”。逆に言えば、窓さえしっかり守れば少ない冷房で涼しくなり、電気代のムダを減らせるということです。まずは窓、これが夏の合言葉です。

窓の暑さ対策4つを比較|効果・費用・手軽さ

代表的な4つの方法を、効果・費用・手軽さで比べてみました。大事なのは「窓の外側で日ざしを遮る」ほど効果が高いという点です(外で遮れば、熱が窓ガラスに届く前にカットできるため)。

方法 目安の費用 遮る力 こんな人に
厚手・遮熱カーテン
(室内)
数百円〜数千円 まず手軽に始めたい人
すだれ・よしず
(窓の外)
数百円〜2,000円台 ベランダ・掃き出し窓がある人
断熱・遮熱シート/フィルム
(窓ガラス)
1,000円台〜 冷暖房を一年中ラクにしたい人
グリーンカーテン
(窓の外)
苗・プランター代 育てる時間と手間を楽しめる人

※効果は住まいの向き・窓の大きさ・製品によって変わります。上表は一般的な目安です。

① 遮熱カーテン・厚手カーテン(いちばん手軽)

いちばんカンタンなのは、日中に厚手のカーテンを閉めておくこと。とくに遮熱・遮光タイプのカーテンは日ざしと熱をやわらげてくれます。「昼間に部屋が暗くなるのはイヤ」という人は、レースだけ遮熱タイプに替えるのも手。カーテンを閉めるだけならタダなので、今日からすぐ試せます。

② すだれ・よしず(窓の外で遮るから効く)

昔ながらのすだれ・よしずは、窓の「外側」で日ざしを遮るので効果が高いのが強み。すだれの遮蔽率は50〜60%ほどとされ、風は通しつつ直射日光をカットしてくれます。見た目にも涼しげで、価格も手ごろ。ベランダや掃き出し窓がある家ならコスパ抜群です。

③ 断熱・遮熱シート/フィルム(一年中じわじわ効く)

窓ガラスに貼る断熱・遮熱シートは、夏の熱だけでなく冬の冷気にも効くので一年を通して冷暖房をラクにしたい人向け。貼る手間はありますが、一度貼れば毎日はたらいてくれます。賃貸の人ははがせるタイプを選ぶと安心です。

④ グリーンカーテン(育てる楽しみ付き)

ゴーヤやアサガオを窓の外に這わせるグリーンカーテン。環境省の資料では日ざしの熱を約80%カットするとされ、葉っぱの水分で周りの空気もひんやり。ただし苗を育てる時間と水やりが必要なので、「植物のお世話が好き」な人向けです。夏の自由研究にもぴったり。

費用0円〜でできる「合わせワザ」3つ

窓対策と一緒にやると、さらに電気代が下がりやすくなる小ワザです。

  • 冷房の設定温度を1℃上げる:資源エネルギー庁によると、冷房の設定温度を1℃上げると消費電力は約13%減るとされています。窓対策で涼しくなれば、ムリなく1℃上げられます。
  • 室外機に日よけを作る:室外機が直射日光でアツアツだと効率が落ちます。すだれや専用カバーで日かげを作ると◎(※吹き出し口はふさがないこと)。
  • サーキュレーターで空気を回す:冷たい空気を部屋全体に届けると、体感温度が下がって設定温度を上げやすくなります。

どれも大きな出費なしでできるものばかり。「窓で熱を入れない → 弱い冷房で回す → 空気を循環させる」の三段構えが、夏の節約の王道です。

遮熱カーテン・すだれはどこで買う?

遮熱カーテンやすだれ、断熱シートは、サイズや色の種類が豊富なネット通販が探しやすいです。買う前にレビュー件数と評価をチェックして、自分の窓のサイズに合うかを確認しましょう(採寸だけは忘れずに!)。ポイントを貯めている人は、いつも使っているサイトで買うのがいちばんおトクです。

※価格・在庫・レビューは執筆時点の情報です。最新の内容はリンク先でご確認ください。

まとめ:窓を制して、夏の電気代をやさしく下げよう

夏の暑さ対策は「窓」から。ポイントをおさらいします。

  • 夏に室内へ入る熱の約73%は窓など開口部から。まず窓を守るのが近道
  • いちばん手軽なのは遮熱・厚手カーテンを閉める(費用ほぼゼロ)
  • 効果を高めたいなら窓の外で遮るすだれ・よしず・グリーンカーテン
  • 設定温度+1℃・室外機の日よけ・サーキュレーターの合わせワザで仕上げる

ムリな我慢はせず、まずは「今あるカーテンを閉める」だけでもOK。小さな工夫の積み重ねが、夏の電気代をやさしく軽くしてくれます。今年の夏は、窓から涼しく過ごしましょう。

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出典:政府広報オンライン(経済産業省・環境省 取材協力「節電をして電気代を節約しよう」)/資源エネルギー庁/環境省 グリーンカーテンプロジェクト

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