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電気代の請求を見て、思わず「先月より高くない…?」とスマホを二度見したことはありませんか。エアコンや冷蔵庫の見直しはよく話題になりますが、じつは家じゅうにある「電球」も、静かに毎月お金を使い続けている存在です。しかも交換は、椅子に乗ってクルッと回すだけ。家計の節約テクの中では、めずらしく「今日、5分で終わる」タイプです。
この記事では、FP2級の視点で「白熱電球をLED電球に替えると、電気代はいくら安くなるのか」を、具体的な数字とともにやさしく解説します。難しい計算は代わりにやっておいたので、読んだあとは電球を見上げるだけでOKです。
結論:LED電球に替えると、電球1個で年間およそ2,600円おトク
先に結論からお伝えします。同じ明るさの60形(60W相当)で比べると、白熱電球(約54W)をLED電球(約7〜9W)に替えるだけで、消費電力は約83%も下がります。
価格.comの試算(54W→9W・年2,000時間点灯・電力量単価29円/kWh)では、電球1個あたり年間およそ2,610円の節約になります。玄関・廊下・洗面所・トイレ…と、家の中に白熱電球が5個あれば、それだけで年1万円以上。バカにできない金額ですよね。
そもそもLED電球は何がすごいの?
LED電球のメリットは、大きく分けて2つです。むずかしい仕組みは置いておいて、家計に効く部分だけおさえましょう。
① 使う電気が「けた違い」に少ない
同じくらいの明るさ(60形・810lm前後)を出すのに、白熱電球は約54W使うのに対し、LED電球は約7〜9Wしか使いません。ざっくり電気の使用量が5分の1〜8分の1ということ。明るさは同じなのに、電気だけこっそり節約してくれる優等生です。
② とにかく長持ちで、買い替えの手間もお金も減る
寿命の差も見逃せません。白熱電球の寿命が約1,000〜2,000時間なのに対し、LED電球はおよそ40,000時間。1日6時間使っても15年以上の計算です。「気づいたら切れていて、慌ててコンビニで割高な電球を買う」あの小さなストレスからも解放されます。
白熱電球・電球形蛍光灯・LED電球を比べてみた
「うちのは白熱電球?それとも蛍光灯タイプ?」という方のために、代表的な3種類を並べてみました。60形(60W相当)の一般的な目安です。
| 種類 | 消費電力の目安 | 寿命の目安 | こんな人に |
|---|---|---|---|
| 白熱電球 | 約54W | 約1,000〜2,000時間 | まさに今、替えどき |
| 電球形蛍光灯 | 約12W | 約6,000〜1万時間 | 切れたタイミングでLEDへ |
| LED電球 | 約7〜9W | 約40,000時間 | これから買うなら本命 |
※数値は60形(60W相当・810lm前後)の一般的な目安です。製品により異なります。
こうして並べると、白熱電球を使い続けるのが、いちばんもったいないのが一目でわかります。資源エネルギー庁の「省エネ性能カタログ2024年版」でも、照明はLED化による節約効果が大きい家電として紹介されています。
失敗しないLED電球の選び方3つ
いざ買おうとすると、電球売り場は意外と種類が多くて迷います。次の3点だけ確認すれば、まず失敗しません。
1. 口金(こうがね)のサイズ
電球の根元のねじ部分のこと。一般的な大きさがE26、小さめがE17です。今ついている電球の側面や箱に「E26」などと書かれているので、同じものを選べばOKです。
2. 明るさ(〇形・lm)と光の色
「60形相当」など、今と同じ号数を選べば明るさは大きく変わりません。光の色は、あたたかいオレンジ系=電球色、すっきり白い=昼白色・昼光色。リビングや寝室は電球色、洗面所や勉強スペースは昼白色が人気です。
3. 「密閉器具対応」かどうか
お風呂やダウンライトなど、カバーで覆われた器具に使うなら「密閉形器具対応」の表記があるものを選ぶのが安心です。ここだけは見落とさないようにしましょう。
まずはここから。定番メーカーのLED電球2つ
「結局どれを買えばいいの?」という方向けに、大手メーカーの定番品を2つ挙げておきます。まずは玄関や廊下など、よく使う場所の白熱電球から替えるのがおすすめです。
① パナソニック パルックLED電球 プレミアX(LDA7L-D-G/S/Z6F)
② アイリスオーヤマ LED電球 E26 60形相当 電球色 2個セット(LDA7L-G-6T62P)
※価格・レビューは執筆時点の情報です。最新の価格やレビューはリンク先でご確認ください。
「他の口金サイズや明るさとも比べたい」という方は、楽天市場・Yahoo!ショッピングでご自宅の電球に合うものを探してみてください。
交換するときの注意点
最後に、替える前に知っておくと安心なポイントを2つ。
- 調光(明るさ調整)できる照明には、「調光器対応」と書かれたLED電球を選びましょう。非対応品を使うとチラついたり故障の原因になります。
- 白熱電球はまだ使えるうちは無理に捨てず、切れたタイミングでLEDに替えていくのもムダのない方法です。よく使う場所から順に替えるのがコツです。
まとめ:電球の交換は「一番ラクな固定費削減」
- 白熱電球→LED電球で、消費電力は約83%減・電球1個で年およそ2,600円の節約(54W→9W・年2,000時間・29円/kWh試算)。
- LEDは寿命が約40,000時間と長く、買い替えの手間も減る。
- 選ぶときは「口金サイズ・明るさと色・密閉器具対応」の3点をチェック。
- まずは玄関・廊下などよく使う場所の白熱電球から替えるのが効果的。
電気の契約プランや他の固定費もあわせて見直すと、節約効果はさらに大きくなります。「毎月の出費を、我慢せずにそっと減らす」——電球の交換は、その第一歩にちょうどいいテーマです。
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